信長の父・信秀が今川氏から奪取し、信長が生まれ居城した城
所在地
愛知県名古屋市中区本丸1-1(名古屋城二の丸)
形状
平城
現状・遺構
遺構等:説明板
歴史等
大永の初め(1521~28)、今川氏親が名古屋台地西北端に築いたもので、一名「柳の丸」といった。
氏親は、一族の氏豊を城主として守らせていたが、天文元年(1532)、織田信秀に城を奪われた。その後、信秀が居城した。
天文3年(1534)、信長はここで生まれたといわれる。同年、信秀は古渡城に移り、また、弘治元年
(1555)信長も清須に移り、
一族の信光(信秀の弟)が居城したが、やがて廃城となった。
慶長15年(1610)名古屋城築城の際、
二の丸の一部となった。
『現地説明板より』
訪城日
2006/11/23
現況・登城記・感想等
遺構としては何も残っていないが、二の丸の一角に築山が綺麗に造られている。信長がここで生まれ、
最初の城でここに居たのかと思うと感慨深いものがある。
(2006/11/23訪ねて)
ギャラリー
名古屋城二の丸に綺麗に造られた築山