武蔵七党の一つ児玉党長根氏の居城
所在地
群馬県多野郡吉井町長根
(常行院から長根神社:長根526、TEL027-387-6932)一帯
形状
平山城
現状・遺構
現状:公園、住宅地、公園、長根神社、常行院
遺構等:土塁、堀、石碑、説明板
満足度(10点満点)
2点
訪城日
2008/01/17
歴史等
長根城がいつ頃築かれたのかは定かではないが、戦国期には武蔵七党の一つ児玉党の一員長根(小河原)重清が居城していた。
当初、長根氏は関東管領上杉氏に属していたが、武田信玄が西上州に侵攻すると、武田氏の配下となった。
長根重清は天正8年(1580)、武田勝頼の膳城攻撃戦に従い、討死した。
現況・登城記・感想等
長根城址は、今では住宅地に埋もれているが、かなり急坂の高台という立地や、長根神社裏にある土塁や空堀跡などが、
この地が城址であったことを思い起こさせてくれる。
神社への急な石段を登って、見下ろす眺望はなかなか見事なものである。
(2008/01/17登城して)
ギャラリー
長根神社石段
長根神社石段上からの眺望
土塁
長根神社裏の空堀