陣屋跡に建つ標柱と説明板
吉良上野介誕生の陣屋
別名
白石陣屋、吉良氏陣屋
所在地
群馬県藤岡市白石269
形状
陣屋
現状・遺構等
現状;畑、宅地等
遺構等:井戸、標柱、説明板
満足度
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訪城日
2008/01/08
歴史等
吉良家は、延宝2年(1674)から元禄15年(1703)まで、白石字中郷に840石を領し、ここに陣屋が置かれ、
家臣長船氏に治めさせていた。
言い伝えによると、吉良若狭守の正室が伊香保温泉に湯治した帰途、この館に滞在して、嗣子上野介義央を産んだという。
尚、当地では領主吉良上野介を敵役とする忠臣蔵は禁物とされた。
『現地説明板2箇所より』
現況・登城記・感想等
三河吉良家の分地が、ここ群馬県にあるとは知らなかった。
陣屋跡地に標柱と説明板が建ち、道路の反対側には吉良上野介の産湯を汲んだと伝えられている井戸が残っていた。
(2008/01/08訪れて)
ギャラリー
井戸跡
言い伝えによると、吉良若狭守の正室が伊香保温泉に湯治した帰途、この館に滞在して、
嗣子上野介義央を産んだという。産湯を汲んだのが、この井戸だと伝えられている。井戸水は毎月一回赤く染まるので「汚れ井戸」と呼ばれ、
飲料水にはしなかったという。