ケンジントン宮殿(ロンドン)

ケンジントン宮殿正門

故ダイアナ妃やウィリアム王子ケイト夫妻の住まいで、ヴィクトリア女王の生誕地

英語名

Kensington Palace

所在地

Kensington Palace State Apartments, Kensington Gdns., W8 4PX

歴史等

ケンジントン宮殿の起源は、17世紀にノッティンガム伯のためにケンジントンに建設されたノッティンガム・ハウスで、1689年に名誉革命で王位についたウィリアム3世とその妃メアリー2世がそれを買い取り、ホワイトホール宮殿から移り住んだのが、王族の居城となったはじまりです。その際には、セントポール大聖堂を設計したクリストファー・レンが改築にあたりました。
その後、アン王女によって温室オランジェリーや庭が拡大され、歴代の住人、プリンスやプリンセスによって増築され、現在の宮殿になりました。
1760年に王宮がバッキンガム宮殿に移るまで、歴代の王の居住地でした。
また、繁栄を極めた大英帝国を象徴するヴィクトリア女王も、ここケンジントン宮殿で生まれ、幼少時代を過ごしたといいます。
1981年には、新婚のプリンス・オブ・ウェールズ夫妻・チャールズ皇太子とダイアナが住みました。離婚後もダイアナはここに住み続けたそうで、その子・ウィリアム王子は宮殿からケンジントン付近の保育所、そしてノッティング・ヒルの幼稚園へと通っていたそうです。
現在は、ウィリアム王子、ケイト夫妻の住居となっています。
『「地球の歩き方・ロンドン(ダイヤモンド社刊)」、「World Guide・ロンドン(るるぶ刊)」他参照』

現況・登城記・感想等

ケンジントン宮殿は、バッキンガム宮殿の北西にある「ハイド・パーク」に隣接する都会のオアシス「ケンジントン・ガーデンズ」の西端に位置します。
地下鉄「サウス・ケンジントン駅」で降りて「ケンジントン・ガーデンズ」の南東部から入り、公園内を通って行ったのですが、これが途轍もなく広くて、宮殿まで30分ほど掛かりました( ̄ー ̄;。
当日は、朝からロンドン塔をたっぷり見学したあと、ロンドンアイやウェストミンスター宮殿等々を見学し、歩き回りました。その上、イギリスには珍しく28度ほどあり、普段は歩くのは平気な私ですが、さすがに疲れました。
「ケンジントン宮殿」に到着すると、正門(ゴールデン・ゲート)に何やらいろんな物がかけられていました。一瞬、何かのいたずらかと思いましたが、そこには「Future King Happy 1st Birthday Prince George」とありました(*^_^*)。ウィリアム王子とケイト妃夫妻のロイヤルベイビー誕生に対するイギリス国民からのお祝いのメッセージだったんですね。
宮殿内は一部が見学できますが、何はともあれ一旦休憩ということで、ケンジントン宮殿脇の喫茶テラスで、少し休んでジェラートを・・・。
ところが、これが大失敗w(*゚o゚*)w。宮殿内へ入城しようと思ったら、時間オーバーでした。
というわけで、宮殿とオランジェリーの外観とサンクン・ガーデンをはじめとする庭園を見て終了となりました(;>_<;)。
(2014/07/26訪れて)

ギャラリー

ケンジントン宮殿とゴールデン・ゲート
「ケンジントン・ガーデンズ」の南東部から入り、公園内を通って行ったのですが、これが途轍もなく広くて、宮殿まで30分ほど掛かりました( ̄ー ̄;。「ケンジントン宮殿」に到着すると、正門(ゴールデン・ゲート)に何やらいろんな物がかけられていました。宮殿前に立つ銅像は、ウィリアム3世です。尚、当写真は宮殿の南面になります。
ケンジントン宮殿が

ゴールデン・ゲート
一瞬、何かのいたずらかと思いましたが、そこには「Future King Happy 1st Birthday Prince George」とありました(*^_^*)。
ケンジントン宮殿正門

ゴールデン・ゲートに架けられたお祝いのメッセージ
ウィリアム王子とケイト妃夫妻のロイヤルベイビー誕生に対するイギリス国民からのお祝いのメッセージだったんですね。
IMG_2983

ケンジントン宮殿(東面)
宮殿への入城は、この東面からになります宮殿内には、王室コレクションの絵画の数々や天井画があり、またビクトリア女王やダイアナ妃のドレスなども一般公開されているそうですが、遅くなってしまい見ることが出来ませんでした(;>_<;)。
ケンジントン宮殿

喫茶ガーデン
宮殿脇には、土産物売り場や喫茶室(写真右の建物内)、喫茶ガーデンがあります。ここで時間をとり過ぎてしまい、宮殿の入城時間を越えてしまいました(/。ヽ)。
喫茶ガーデン

オランジェリー
宮殿の北の方(徒歩数分)には、オランジェリーが・・・。オランジェリーは1704年、アン女王の命によって柑橘類の温室として建てられたのだそうです。現在は一般客が気軽にクリームティーやアフタヌンティーを楽しめるティールームになっていますが、時間がなくて諦めました。
オランジェリー

サンクン・ガーデン
宮殿前には、サンクン・ガーデンが・・・。サンクン・ガーデンは小さな庭ですが、花の配色が華やかで噴水もある楽しく美しい庭です。
サンクン・ガーデン

サンクン・ガーデン2

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