コリーヌ城(ニース)

ニースの海岸からコリーヌ城址を望む

高級リゾート地ニース発祥の地、リグリア人が最初に築き、ローマ人が増築した巨大な城

フランス語名

Colline du Chateau

所在地

プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏アルプ=マリティーム県ニース郡
Montee du Chateau, 06300 Nice, France

現状

公園、展望台

歴史等

ニースの東方、旧市街の背後に見える小高い丘がニース発祥の地であり、ケルト系のリグリア人によって築かれた城塞があった。当時はニカイア(Nikaia)と呼ばれていた。
紀元前154年にローマ人に占領され、その後支配者が何度もかわり、多くの戦争に苦しめられたが、キリスト教の時代の初めに、ローマ人によって中世の町へと発展し、現在の旧市街全域を城壁で囲む巨大な城塞都市となった。
18世紀の初めに、フランスに占領され、1706年にルイ14世の命により城塞は取り壊されて、共同墓地となった。
そして、19世紀末に公園に変わり、素晴らしい滝が造られた。
『サイト・La colline du Chateau (Castle Hill)他より』

現況・感想等

ニースといえば地中海沿岸の高級リゾート地であり、誰しも眼に浮かぶのは、真っ青な空と海、そして海岸で甲羅干しをしている水着姿やトップレスの光景だろう。
そんなニースの海岸だが、東の方に目をやると、小高い丘が見える。如何にも、城を築くには絶好の地である。これが「コリーヌ城址」である。
今は、単に「Le Chateau(城跡)」と呼ばれ、展望台のある公園になっているが、城壁や石垣、また城門等の残骸?が残っているという。
また、その展望台からは、湾曲した美しいニースの海岸や街並みが一望のもとに見えるという。
歩いても、エレベーターでも登ることができるそうで、是非、登ってみたかったが・・・。登って戻ってくるには、微妙な自由時間で、結局断念(;>_<;)。
(2011/06/13訪れて)

ギャラリー

ニースの海岸
ニースといえば地中海沿岸の高級リゾート地であり、誰しも眼に浮かぶのは、真っ青な空と海、そして海岸で甲羅干しをしている水着姿やトップレスの光景だろう。確かに、空と海の青さは半端じゃあない。海に入っている人は少なく、ほとんどの人が、小石の海岸で甲羅干しをしている。但し、トップレスは体型が崩れた(失礼!)年配のご婦人が多かったような気がする(^_^*)。
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例外もあるようだゾ~(*^_^*)。
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東方に見える丘(Le Chateau)
東の方に目をやると、小高い丘(Le Chateau)が見える。如何にも、城を築くには絶好の地である。それが「コリーヌ城址」である。
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Le Chateauをズームアップ
丘の上には城壁、石垣、城門等の残骸が残っているそうだ。それらの写真は、「サイト・La colline du Chateau (Castle Hill)」をご覧ください。
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旧市街
Le Chateau(コリーヌ城址)の麓の旧市街ではのみの市が行われていた。その向こう、丘の上には人工の滝が見える。
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城址に造られた滝をズームアップ
滝の上には多くの観光客の姿が見える。羨ましいというか悔しい(;>_<;)。
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