台場を取り囲む南面石垣
ペリー艦隊が来航し、海防強化のため幕府の命により岡山藩が築いた台場
所在地
岡山県倉敷市下津井1丁目(祇園神社)
下津井漁業協同組合に西150mほどに見える海に突き出た小山が下津井古城跡(現祇園神社)で、その南東部分(神社下の石垣に囲まれたエリア)が台場跡。南面と北面下に無料駐車場有り。
形状
台場(砲台)
現状・遺構等
【現状】 祇園神社
【遺構等】 石垣、石碑
満足度
★☆☆☆☆
訪城日
2012/01/08
歴史等
嘉永6年(1853)のペリー来航を契機に日本の沿岸警備に対する取り組みが強化されることになった。
岡山藩は、文久3年(1863)に瀬戸内沿岸に幾ヶ所もの砲台場を築造した。下津井には祇園下、田之浦、西ノ脇にそれぞれ台場を築いた。
現況・登城記・感想等
祇園神社の南東部分(神社下の石垣に囲まれたエリア)が台場跡で、石垣が残っているが、あまりにも綺麗で、真新しいような感じで、普段、山城の苔むした石垣がメインの私には、もう一つピンとこない(苦笑)。
(2012/01/08訪れて)
ギャラリー
台場東面と北面の石垣
東面の石垣
あまりにも綺麗で、真新しいような感じで、普段、山城の苔むした石垣がメインの私には、もう一つピンとこない(苦笑)。
北面の石垣
「祇園神社」の石碑と「陸奥、長門級戦艦主砲弾」
台場跡だから、「陸奥、長門級戦艦主砲弾」が置かれているのだろうけど、戦艦陸奥や長門は昭和の時代のものでしょうに?
釣りバカ日誌ロケ地
ここは「釣りバカ日誌」のロケ地でもあるらしい。