リューデスハイムの町の東南部に築かれた監視搭
ドイツ語名
Adlerturm
所在地
ヘッセン州ダルムシュタット行政管区ラインガウ=タウヌス郡リューデスハイム・アム・ライン
歴史・現況・訪問記等
リューデスハイムの町からライン川を右手に東南方面を見ると、見張り台のような搭が見える。ライン川沿いの道を歩いて行くと、
ドイツ語と英語でそれぞれ「Adlerturm」「Eagle Tower」とある。日本語に直訳すると「鷲の搭」ということになろうか。
15世紀に建てられた町の防衛施設の一部(監視搭)で、以前はもっと川に近いところに立っていたようだ。
ゴシック様式のこの塔の高さは20.55mで、内部の直径は5mあり、4階建てのその下は地下牢になっているそうだ。
19世紀には宿泊所になっていたそうで、リューデスハイムに滞在したゲーテも何度もここに泊まり、
ここから臨むラインの姿に感銘を受けたそうだ。
ちなみにこの塔、現在はN銀行の所有になっており、中では町の防備に関する資料と発展の歴史を見ることが出来るそうだ。
(2010/09/17訪れて)
ギャラリー
リューデスハイムの町からライン川を右手に東南方面を見ると、見張り台のような搭が見える。
㊧ライン川沿いの道を歩いて行くと、ドイツ語と英語でそれぞれ「Adlerturm」
「Eagle Tower」とある。日本語に直訳すると「鷲の搭」ということになろうか。
㊨その右の銅板には「adler Brunnen」とある。日本語に直訳すると「鷲の井戸」となるが、
水が出ていて水飲み場か何かだったのだろう?もしくは馬の水飲み場??