クロップ城(ビンゲン)

ビンゲンの町の丘の上に見えるクロップ城

ライン川沿い、起源をローマ時代とするビンゲン町の丘の上に残る要塞、現在は郷土博物館

ドイツ語名

Burg Klopp

所在地

ラインラント=プファルツ州 (Land Rheinland-Pfalz)ビンゲン・アム・ライン(Bingen am Rhein)

歴史・現況等

ライン川下りで、リューデスハイムを出た船は、対岸のビンゲンの港へ向かう。ビンゲンは起源をローマ時代とする町で、現在は郡庁所在地である。
丘の上に、ロッフス礼拝所の尖った建物が見え、しばらくするとその右にローマ時代の要塞クロップ城が見えてくる。
クロップ城は、1689年に破壊されるまで、マインツ大司教に従属する城主の館で、その後、1713年に、マインツ軍自らが城を爆破した。
1855年に監視搭と門が再建され、1875~79年の工事終了後には城全体が蘇り、1897年以降、町役場として機能している。
監視搭の土台は、ローマ時代に築かれたもので、現在は郷土博物館になっているそうだ。
(2010/09/17、ライン川クルーズににて)

ギャラリー

ライン川クルーズ ~Wクリックにて拡大画面に~
ライン川下りは、終点のケルンまで延々と続くが、旅行社のパック旅行によるライン川クルーズは、リューデスハイムから乗船し、ザンクト・ゴアで下船するのが一般的なようである。そして、この間が、最も見どころが多いようで、城も密集している。

ロッフス礼拝所の搭
乗船しビンゲンに近づくと、リューデスハイムの町からもよく見えるこの搭が近づいてくる。

クロップ城の搭
しばらくすると、ビンゲンの町の背後の丘の上にクロップ城が見えてくる。

ビンゲン港
リューデスハイムを出航し、最初の寄港地ビンゲンに到着。港の後方の丘の上にクロップ城が・・・。

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