八幡神社前の五井城水堀の名残りの池
五井松平氏発祥の城
所在地
愛知県蒲郡市五井町字中郷(長泉寺の南東約100mにある八幡神社周辺)
長泉寺:蒲郡市五井町岡海道76、電話0533-97-6000
形状
平山城
現状・遺構等
【現状】 八幡神社、畑、宅地等
【遺構等】 曲輪、堀、移築門(長泉寺に)、五井松平氏5代の墓(長泉寺に)
満足度
★☆☆☆☆
訪城日
2011/08/14
歴史等
五井城(ごいじょう)は、平安時代末期に源行家(新宮十郎行家)によって築かれたといわれるが定かではない。
戦国時代になると、周辺地域を治めていた五井鵜殿氏の城となっていたが、没落後に松平信光の七男・忠景が城主となり五井松平氏の祖となり、代々五井松平氏の居城となった。
天正18年(1590)、家康の関東移封に従って下総へと移り、五井城は廃城となった。
『日本城郭大系9他より』
現況・登城記・感想等
五井城は、八幡宮境内となっている辺り一帯に築かれていたようだが、今では堀の名残りの池が神社の南側に残るだけだ。
北西約100mほどにある長泉寺が五井松平氏の菩提寺であり、五井松平氏5代(忠景・元心・信長・忠次・景忠)の墓があり、城門が移築され山門となっている。
城門は、神社南東約100mにある真清寺にもあったようだが、撤去され礎石だけが残されていた。
(2011/08/14訪れて)
ギャラリー
五井松平氏5代の墓(長泉寺)
長泉寺が五井松平氏の菩提寺であり、五井松平氏5代(忠景・元心・信長・忠次・景忠)の墓がある。
五井松平氏の菩提寺「長泉寺」に残る五井城の移築城門
撤去された真清寺の山門(移築城門)
真清寺にも移築城門があるというので訪れたが撤去され、礎石が残っているだけだった。倒壊寸前のため撤去されたのかも?或いは、修理中??