ルーヴル宮殿(パリ)

ヴェルサイユ宮殿に移るまでのフランス国王の居城

フランス語名

Palais du Louvre

所在地

rue de Rivoli 75001

訪城日

1994/05/09
2003/07/05~09
2011/06/18~19

歴史等

ルーヴル宮殿の起源は古く、12世紀の終わり、セーヌをさかのぼって攻めてくるノルマン人への備えとして、フィリップ2世がパリの街を囲む城壁の外に城砦として築かれたのがはじめという。
14世紀に改築するまで、ルーブルは町はずれにある薄気味悪い場所で、倉庫や牢獄として使われていた。
1546年、フランソワ1世が新たに建設することを計画し、建築家レスコーを招き、ルネサンス様式の宮殿の建設に着手した。
その後、国王が代わるたびに増改築が繰り返され、次第に豪華で優雅な国王の居城として使われるようになっていった。
1665年、イタリアバロックの建築家ベルニーニ案による改築に着手したが、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿に関心を向けたため、 ルーヴル宮殿の計画は縮小されることになり、その後、ルイ14世はヴェルサイユ宮殿に移り住んだ。
1793年、共和国政府により中央美術館が開館 した。
1852~57年、ナポレオン3世がパリ改造の一環として、建築家ヴィスコンティを招き、新館を建設し、現在の形となった。
現在はルーヴル美術館として利用されている。
『「フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)」、「パリ中世の美と出会う旅(新潮社刊)」他より』

現況・登城記・感想等

ルーヴル宮殿は、今は美術館となり、恐らく世界で最も有名な美術館であり、今更、感想もくそもない。
常設展示だけでも6万600㎡のスペースに3万5千点の作品が展示されているという。あまりの広さと膨大な数の作品は、 1週間掛けても見切れないのでは?
勿論、多くの素晴らしい彫刻で飾られた建物も素晴らしいの一言だ。
ルーヴル美術館のシュリー翼の半地下には、中世のルーヴル城の堀と天守塔が保存されている。1985年から89年にかけて、ガラスのピラミッドを建設する際に、天守塔の土台や城壁、堀などが発見されたのだそうだ。ところが、それらの写真を撮らなかったのが悔やまれる。
(1994/05/09、2003/07/05~09訪れて)

8年ぶりに訪れた。天守塔の土台、城壁、堀の写真を撮りたいと思っていたが、今回はパック旅行のため、全く自由時間がなく、トイレタイムに小用を我慢して、城壁のところまで走って写真を撮ってくるのがやっとで、天守塔の土台のところまでは行けなかった(;>_<;)。せめて、あと5分あればねえ(/。ヽ)。
さて、美術館はというと、相変わらずの混雑ぶりで、人気の「ミロのヴィーナス」、「サモトラケのニケ」、「民衆を導く自由の女神」、「メデューズ号の筏」、「グランド・オダリスク」などの前は大変な人だかりだ。
なかでも、「モナリザ」は見るのも難しいほどの人だ。そして、写真を撮ろうとしても、次から次へとフラッシュがたかれ、まともな写真が撮れない。確か、フラッシュ撮影禁止のはずだが・・・ヽ(`⌒´)ノ。
ところで、海外の美術館や博物館は、ほとんどがフラッシュ撮影はともかく、撮影OKなのに、日本は文化財や美術品だけでなく、模型でさえもほとんどが禁止だけど、何故なんだ??写真くらい構わないじゃないかと、日頃から思っているのですが、どうですか?
(2011/06/18訪れて)

ギャラリー

【ルーヴル美術館】
カルーゼル広場からルーブル美術館全景を
(2011/06/18撮影)
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カルーゼル橋からルーヴル美術館を (2011/06/19撮影)
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セーヌ川の畔からルーヴル美術館を (2003/07/06撮影)
ルーヴル全景

【中世のルーヴル城の城壁】 2011/06/18撮影
ルーヴル美術館のシュリー翼の半地下には、中世のルーヴル城の堀と天守塔が保存されている。1985年から89年にかけて、ガラスのピラミッドを建設する際に、天守塔の土台や城壁、堀などが発見されたのだそうだ。
シュリー翼の半地下へ
逆さピラミッドのところからトイレタイムを利用して、城壁を見に大急ぎで・・・(;´▽`A``。両側に城壁が保存されている。
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中世ルーヴル城の城壁
これはどうやら、ルーヴル城の城壁というか、パリの街を取り囲んでいた城壁のようだ。残念ながら、今回も、ルーヴル城天守の土台の石積みの写真を撮れなかった(;>_<;)。
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城壁と彫刻
時間がなく、取り敢えず写真だけ撮ってきたので、説明板が有ったのか無かったのかさえ分からないが、多分、中世のルーヴル城の城壁が発見された際に見つかったものだろう!?
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【美術館内作品】 2011/06/18撮影
美術館は相変わらずの混雑ぶりで、人気の「ミロのヴィーナス」、「サモトラケのニケ」、「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠」、「民衆を導く自由の女神」、「メデューズ号の筏」、「グランド・オダリスク」などの前は大変な人だかりだ。
(ミロのヴィーナス)
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サモトラケのニケ
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ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠
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民衆を導く自由の女神
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メデューズ号の筏
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グランド・オダリスク
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モナリザ
「モナリザ」は見るのも難しいほどの人だ。そして、写真を撮ろうとしても、次から次へとフラッシュがたかれ、まともな写真が撮れない。確か、フラッシュ撮影禁止のはずだが・・・ヽ(`⌒´)ノ。
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【ルーヴル周辺】
ルーヴル美術館へは、今日も多くの人が訪れる (2003/07/07撮影)
ルーヴル美術館には毎日多くの人が訪れている。大きな2両バスが門をくぐって、ルーヴル美術館とカルーゼル凱旋門の間を通る光景が何となく楽しいような。

ルーヴルの門をくぐりぬける2両バス
ルーヴルの門は大きいと言えば大きいが、大きな2両バスが当然の如くくぐって行くのを初めて見た時は驚いたというか嬉しかったような・・・?今日も、いつも通りくぐって行くのだ(*^_^*)。
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カルーゼル凱旋門 (2011/06/18撮影)
ルーヴル美術館の西にあるカルーゼル広場に建つ。「凱旋門」は戦勝記念碑である。そのため、パリだけでも、サン・ドニ凱旋門、サン・マルタン凱旋門など多数存在するが、単に凱旋門と言えばシャンゼリゼ通りのエトワール凱旋門を指すことが多い。ここからは、チュイルリー庭園、コンコルド広場のオベリスク、シャンゼリゼ大通りを抜けてエトワール凱旋門へと一直線上にあり、門を通してエトワール凱旋門が小さく見えるが、小さすぎて見えない?
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カーゼル凱旋門からエトワール凱旋門をズームアップ (2011/06/18撮影)
上写真ではほとんど見えないので、カーゼル凱旋門の下からズームアップ。エトワール凱旋門の前に見える塔はコンコルド広場のオベリスク。

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ルーヴル美術館の西隣にあるチュイルリー公園の移動観覧車 (2003/07/08撮影)
この観覧車、移動式らしく私達が乗った後、解体していた。つまり地面に乗っかっていただけなのだ。後で恐ろしくなった(苦笑)。
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観覧車からの(エッフェル塔など) (2003/07/08撮影)
パリの街は平原にあるため、乗ってみたら遥か遠くまで眺めることが出来る。
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観覧車からの眺望(モンマルトルの丘方面) (2003/07/08撮影)
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