自得寺脇に僅かに残る水濠跡(クリーク)
櫛田宮社殿造営時に下向した本告道景がそのまま永住して築いた城
読み方
もとおりじょう
別名
本告牟田城(もとおりむたじょう)
所在地
佐賀県神埼市神埼町本告牟田
自得寺周辺が城址
自得寺:神埼町本告牟田1999、0952-53-1549
形状
平城(水城)、環濠集落
現状・遺構等
【現状】 自得寺、田園等
【遺構等】 水堀、説明板
満足度
★☆☆☆☆
訪城日
2012/11/12
歴史等
永久3年(1115)に、櫛田宮の社殿造営の時に勅使として、この地に下向した本告道景が、牟田ケ里700町を領して、そのまま永住した。
本告城は、その本告氏によって築かれ、本告氏代々の居城であった。
『現地説明板参照』
現況・登城記・感想等
本告城跡は、元々は、近くにある横武城や姉川城、直鳥城などと同様に、佐賀平野特有の濠(クリーク)を防御に利用した城郭だったが、圃状整備により遺構はほとんど消滅し、自得寺南側のクリーク(水堀跡)に往事を偲ぶしかない。
(2012/11/12訪れて)