帖佐地頭仮屋跡の帖佐小学校周囲に残る石垣西面
江戸時代に薩摩藩で形成された麓(外城)の一つ
読み方
ちょうさふもと
所在地
鹿児島県姶良市鍋倉663
帖佐小学校の周辺が麓で、小学校が帖佐地頭仮屋跡
帖佐小学校:姶良市鍋倉663、電話0995-65-2036
現状・遺構等
【現状】 帖佐小学校、宅地
【遺構等】 石垣、標柱
満足度
★☆☆☆☆
訪城日
2012/11/17
歴史等
江戸時代、薩摩藩は、元和元年(1615)の一国一城令により、鹿児島城(鶴丸城)以外の城は全て破却し、それに代わるものとして、外城 (とじょう)と呼ばれる行政区画(時代により増減があったが、寛永16年には113ヶ所)を設け、「御仮屋」とか「地頭仮屋」といわれる在地役所を中心に、その周囲に犬槙の生垣、石垣造りの郷士屋敷の集落「麓」を形成した。帖佐麓もその一つである。
現況・登城記・感想等
帖佐の町並みは、現代風で、武家門などを備えた武家屋敷は気が付かなかった。
帖佐地頭仮屋があった帖佐小学校の周囲には長く延びる切込みハギの石垣が良好に残り、なかなか見応えがある。
小学校の門脇に標柱が建っている。
(2012/11/17訪れて)
ギャラリー
帖佐地頭仮屋跡の帖佐小学校
帖佐地頭仮屋があった帖佐小学校の周囲には長く延びる切込みハギの石垣が良好に残り、なかなか見応えがある。
帖佐地頭仮屋跡の標柱
校門の手前左側の石垣上には、「帖佐地頭仮屋跡」の標柱が建てられている。