漁場の見張り場所としてのチャシか?
別名
フレドイヒチャシ
所在地
北海道千歳市真町1(青葉公園内の千歳神社の北隅)
千歳神社:電話0123-23-2542
形状
チャシ
現状・遺構
現状:千歳神社
遺構等:空濠、石碑
満足度(10点満点)
1点
訪城日
2008/10/16
歴史等
かつて、このフレトヒチャシのあった場所はアイヌ語で「ロウサン」と呼ばれていたそうで、「ここより開けていく所」との意味だそうだ。
そして、シコツ16場所の一つにも数えられる漁場だったそうである。
そのことから、フレトヒチャシは漁場の見張り場所であったと考えられるのではないだろうか?
また、その昔「神社山」が崩れその塊が利尻島になったとの伝説があったそうである。
『サイト・KUBOの家系城郭研究所ほか参照』
現況・登城記・感想等
千歳市内の青葉公園内の北隅にある千歳神社の辺りがフレトヒチャシ跡である。
千歳川に面した段丘上にあり、神社の北側に「フレトヒのチャシ跡」と彫られた石碑が立っている。
遺構は、石碑の背後に幅2m弱、深さ50cm、長さ10mほどの濠跡が残っているだけであるが、真下に千歳川を見下ろす光景は、
ここにチャシがあったことを十分に窺い知ることが出来る。
(2008/10/16訪れて)
ギャラリー
石碑
千歳神社の北側(正面向かって右側)の草むらの中に「フレトヒのチャシ跡」
と彫られた石碑が
空濠
石碑の後ろに濠の一部が残っている。かなり埋ってしまい、幅2m弱、深さ50cm、
長さ10mほどの小規模なものであり、また、草や木が生えていて写真では分かり辛いが、はっきりと確認出来る。
千歳川
チャシから真下に千歳川を見下ろす光景は、
ここにチャシがあったことを十分に窺い知ることが出来る。秋本番で、川端の紅葉が本当に綺麗だった。