陣屋跡は高通児童公園などに
津・藤堂藩の支藩・久居藩の陣屋
所在地
三重県津市久居西鷹跡町(久居中学校体育館の西の高通児童公園)
久居中学校:久居西鷹跡町494、電話059-255-2102)
形状
陣屋
現状・遺構等
現状:高通児童公園、久居中学校、グラウンド
遺構等:土塁?
満足度
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訪城日
2008/09/25
歴史等
津藩祖藤堂高虎が寛永7年(1630)に72歳で没し、次男高次が遺領を継ぐと、ただちに支藩設置を幕府に願い出たが、寛文9年(1669)、ようやく許可された。
同年、高次の嫡男高久が家督を継ぐと、弟高通は5万石を分与されて、一志郡久居に陣屋を構えて立藩した。
以来、16代、約200年で明治4年(1871)の廃藩置県を迎えた。
なお、久居藩は津の友藩として、本藩に世継ぎが絶えた場合、久居藩主が本藩に入った。
『「国別・藩と城下町の事典(東京堂出版刊)」、「大名の日本地図(文芸新書刊)」参照』
現況・登城記・感想等
久居陣屋跡は、高通児童公園や久居中学校になっており、跡形もないといった感じで、公園には石碑も説明板もないが、わずかに、陣屋跡と思わせる「高通公生誕350年記念句碑」を公園の片隅に見付けた。
それでも、公園の南側は急な崖となり、その裾には雲井川の細い支流が堀代わりとなっている地形に、陣屋の面影が偲ばれる?
(2008/09/25訪れて)
ギャラリー
高通公生誕350年記念句碑
公園南側の急崖
公園南側の深い崖を降りて行ったら、蛇を踏みそうになって、慌てて崖上に戻った(汗)。