岩代 田島陣屋(南会津町)

田島町役場の駐車場隅に立つ石碑と説明板

江戸時代に南山御蔵入の地が幕府領となり築かれた陣屋

所在地

福島県南会津郡南会津町田島字後原甲3531-1(田島町役場)
田島町役場:電話0241-62-6100

形状

陣屋

現状・遺構等

現状:田島町役場他市街地
遺構等:石碑、説明板

満足度

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訪城日

2008/10/01

歴史等

鎌倉時代以来の長沼氏の南山の地は、戦国時代以降、伊達氏・蒲生氏・上杉氏・蒲生氏の支配下を転々とし、元和元年(1615) の一国一城令を契機として鴫山城は、その機能を失い廃城となり、寛永4年(1627)会津が加藤嘉明の所領となると、代官陣屋(田島陣屋) が設置された。
嘉永20年(1643)には南山御蔵入5万5千石の地は幕府領となった。
幕府直轄の元禄年間に建てられた田島陣屋は、享保の絵図によると、約場庁舎の西側に見える。
預り支配を行った会津藩は、寛政2年(1790)に中町陣屋を役場庁舎東側に建てた。
幕末の慶応元年(1865)、戊辰戦争に備え、中町不動わきに後町陣屋を新たに建てた。
このように田島陣屋の位置は何度も変遷した。
『「現地説明板」、「日本廃城総覧(新人物往来社刊)」より』

現況・登城記・感想等

元禄年間に建てられた最初の陣屋跡辺りである田島町役場の駐車場前に石碑と説明板が立つのみ。
(2008/10/01訪れて)

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