三河 大浜陣屋(碧南市)

「陣屋跡ちびっこ広場」の片隅に建つ立派な石碑

水野忠友が若年寄に出世し、この大浜の領地をもらい陣屋を構えた

所在地

愛知県碧南市羽根町1-65
県道43号の「羽根町」信号のすぐ近くにある「松栄鮨」の横の本当に細い路地を入っていった所に「陣屋跡ちびっこ広場」 という児童公園がある。この辺りが陣屋跡で石碑がある。

形状

陣屋

現状・遺構等

現状:市街地、児童公園
遺構等:石碑

満足度

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訪城日

2006/12/17

歴史等

明和5年(1768)旗本水野忠友は若年寄に任ぜられ、1万3千石を領して、翌年、この大浜に陣屋を構えた。安永6年(1777)、 4月、将軍・家治の側用人に転じ、7千石を加増され、駿河沼津2万石へと転封され、大浜藩はわずか9年で廃藩となった。
しかし、水野氏は明治に至るまで沼津藩として三河にも領地を持ち、大浜に陣屋を構えて支配していた。
慶応3年(1867)、大政奉還により菊間藩領となり、菊間藩の陣屋となり、菊間県が額田県に統合されて、その役目を終え、 建物は明治20年(1887)取り壊された。現在は昭和33年に再建された記念碑が残るのみとなっている。
『「国別・藩と城下町の事典(東京堂出版刊)」、「碧南市観光協会ホームページ」参照』

現況・登城記・感想等

大浜陣屋は完全に住宅地に埋没してしまい、遺構は全く残っておらず、「陣屋跡ちびっこ広場」という児童公園の片隅に「陣屋」 とだけ書かれた非常に立派な石碑が建っているだけである。

ギャラリー

「陣屋跡ちびっこ広場」という児童公園の片隅に「陣屋」 とだけ書かれた非常に立派な石碑が建っている

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