讃岐 由佐城(高松市)

城跡に建つ模擬天守(歴史民族郷土館)

細川頼春に従い四国に渡ってきた益子秀助の居城

所在地

香川県高松市由佐253-1(香南町歴史民族郷土館)

形状

平城

現状・遺構等

現状:歴史民族郷土館、田園、住宅地
遺構等:模擬天守(香南町歴史民族郷土館)、土塁、石碑、説明板

満足度

★☆☆☆☆

訪城日

2007/04/30

歴史等

建武3年(1336)足利尊氏に従って京都東寺で戦死した益子下野守顕助の子弥次郎秀助が、阿波屋形細川頼春に従って四国に渡り、 由佐に屋敷を構えたのが由佐城の始まりである。
城は東は香東川、南に沼地の多い自然を巧みに利用した要塞で、天正11年(1583)長宗我部元親軍が攻め入ったが容易に落城せず、 和議を申し出たほどであった。
その後、由佐家の居宅とした屋敷内には、内堀、土塁跡を見ることができた。
香南町歴史民族郷土館(模擬天守)は、その由佐城跡に建築されたものであり、庭園内には、現在も土塁跡が残されている。
『現地説明板より』

現況・登城記・感想等

由佐城跡には、香南町歴史民族郷土館(模擬天守)が建ち、その中庭には土塁が一部残っている。郷土館にも城の資料は、 あまり無いようであった。
郷土館(模擬天守)は、現存最古の天守。丸岡城をモデルにして建てられたそうである。
かつては大河と沼地に挟まれた要害の地であったそうだが、今では沼地は水田等になっており、のどかな光景である。
(2007/04/30登城して)

ギャラリー

土塁跡
歴史民族郷土館(模擬天守)が建ち、その中庭に土塁が一部残っている。

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