坂東8平氏の祖の一族・平良文(村岡五郎)の居城
所在地
神奈川県藤沢市村岡東3-29(村岡城址公園)
形状
平山城
現状・遺構
現状:村岡城址公園
遺構等:石碑、説明板(村岡地区の歴史)
満足度
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訪城日
2007/10/27
歴史等
村岡城は、平良文(村岡五郎)の居城とされる。
村岡が歴史上注目されるようになるのは、坂東八平氏の祖として知られる桓武平氏の一族に生まれた平良文が、
この辺りに荘園を開いたとされる平安時代の中頃(10世紀前半)からである。
鎌倉幕府成立以後の村岡は鎌倉への交通の要所となり、元弘3年(1333)新田義貞による鎌倉攻めの際に激戦地になったのをはじめ、室町・
戦国時代を通して村岡周辺は幾度も戦場になった。
『現地説明板より』
現況・登城記・感想等
村岡城址は村岡城址公園として残っているが、往時とは地形もかなり変わり、勿論遺構も残ってはいない。
しかし、結構急崖となった高台にあり、見晴らしも良く、城があったのではと思わせるような地形ではある。
東京近郊の人気の地・藤沢市の住宅地のど真ん中でもあり、城址公園として残され、
石碑と説明板が建てられているだけでもメッケ物といえるのかも。
(2007/10/27登城して)
ギャラリー
村岡城址公園のグラウンド
奥はすぐ下が墓地等になっており、その下は結構な急崖になっている。