加賀野城跡に祀られた八幡神社の鳥居と城跡碑
美濃国守護土岐氏の家臣後藤氏の代々の居城
所在地
岐阜県大垣市加賀野1丁目、八幡神社
【アクセス】
国道21号線「大島町信号」を400mほど南下すると左手方面に林(それが八幡神社で城跡)が見えるので左折し100m弱東進。神社周囲の道路は駐車禁止の看板がいっぱい立っているが、神社の井戸の水汲みのため駐車だらけ(苦笑)。私は、少し離れたところの迷惑にならなさそうな道端に停めた。
形状
平城
現状・遺構等
【現状】 八幡神社
【遺構等】 石碑
満足度
-----
訪城日
2011/11/17
歴史等
加賀野城は、現在の加賀野八幡神社付近にあった、鎌倉時代~戦国時代の城である。
文保元年(1317)、美濃国守護土岐氏の家臣後藤基直が築城したといわれ、代々後藤氏が城主を務めた。
永禄4年(1561)、城主後藤高次は大垣城主氏家卜全の家臣三塚城主種田信濃守に攻められ落城した。
尚、加賀野城は美濃彫りで名を残した後藤祐乗誕生の地でもある。その子孫は豊臣家、徳川家にも仕え、刀装金具や大判小判の鋳造にも関わり、明治時代初期まで活躍した。
『ウィキペディア他より』
現況・登城記・感想等
加賀野城跡の八幡神社に着いたら、周囲の道は「駐車禁止」の看板がいっぱい立っているにも関わらず駐車中の車だらけw(*゚o゚*)w。
祭でもあるのかと思いながら、神社から離れたところに駐車して神社へ向かった。
鳥居脇に立つ「加賀野城跡」などの石碑の写真を撮ってから、境内へ入って行くと、湧水(井戸)の周りに沢山のポリタンク抱えた人がいっぱいw(*゚o゚*)w。
ここ加賀野八幡神社の井戸は、湧水に恵まれて水都と呼ばれる大垣市の中でも、1年を通じて水量も変わらず、水質も良いことから、大垣市内の代表として「平成の100名水」に選ばれているのだそうだ。道理で(*^_^*)。
ちょっとだけ飲んでみたかったが、とてもとても、その中に入って行ける雰囲気ではなかった(苦笑)。
この地は、また、湧水の流出先の清流に放流した「ハリヨ」も育っているそうだ。
まあ、城めぐりというよりも、名水めぐりをしたような(笑)。
(2011/11/17訪れて)
ギャラリー
3基の石碑
八幡神社の鳥居脇に、この町の売りである「加賀野城跡」、「後藤祐乗誕生の地」、「加賀野八幡神社井戸」と刻まれた3基の石碑が並んで立っている。
ハリヨ
石碑の後ろの、「大垣市の魚・ハリヨ」についての説明板が立っている。湧水から湧き出る緩やかな清流に「ハリヨ」が生育しているそうだ。「ハリヨ」は、1年を通して15℃前後の流れの緩やかな澄んだ水のところにだけ生息するという。
八幡神社井戸
境内へ入って行くと、湧水(井戸)の周りにポリタンクをいっぱい抱えた人だらけ。ここ八幡神社の井戸は、湧水に恵まれ水都と呼ばれる大垣市の中でも、1年を通じて水量も変わらず、水質も良いことから、大垣市内の代表として「平成の100名水」に選ばれているのだそうだ。ちょっとだけ飲んでみたかったが、とてもとても、その中に入って行ける雰囲気ではなかった(苦笑)。