県庁前の現存表門
幕末、毛利敬親が萩から山口に政庁を移し、城の形を整えた藩庁が完成
別名
山口藩庁、山口屋形
所在地
山口県山口市滝町
形状
居館
現状・遺構
県庁前に表門と堀の一部
満足度
★☆☆☆☆
訪城日
2003/11/01
歴史等
幕末の混乱期を迎え、文久3年(1863)防長二州の結束を固めるため、藩主・毛利敬親が、萩から山口に政庁を移すことを決定。
元治元年(1864)、高嶺の麓に堀をめぐらし、城の形を整えた藩庁が完成。慶応2年(1866)に入城した。
維新後は、山口藩議事館と改称、明治4年(1871)に山口県庁となった。
現況・登城記・感想等
山口藩庁は門が残っているだけで、何も云うことはないが、市内の瑠璃光寺の五重塔は本当に素晴らしい。いくら眺めていても飽きない。
ギャラリー
瑠璃光寺五重塔 ~クリックにて拡大画面に~
瑠璃光寺五重塔は、嘉吉2年(1442)頃に大内義弘を弔うために建立された高さ31.2mの供養塔で、
大内文化の最高傑作と云われている。全国に現存する五重塔の中でも10番目に古く、京都の醍醐寺、奈良の法隆寺の五重の塔とならぶ、
日本三名塔のひとつに数えられている。