アイヌの英雄シャクシャインが築造したチャシ
別名
入舟のチャシ
所在地
北海道日高郡新ひだか町静内入舟町
形状
丘先式チャシ
現状・遺構
現状:山林
遺構等:空濠、土塁、郭、説明板
満足度(10点満点)
4点
訪城日
2008/10/20
歴史等
ホイナシリチャシは、「入舟のチャシ」とも呼ばれ、17世紀、
静内川下流に勢力を誇ったシャクシャインが築いたチャシと考えられている。
昭和34年に、静内高校郷土研究部によって発掘調査され、鉄鍋や漆器、鹿角が出土している。
『現地説明板より』
シャクシャインについては、シベチャリチャシを参照。
現況・登城記・感想等
シベチャリチャシのある真歌公園の西300~400mほどの所に静内灯台が建っている。
そのすぐ北側にホイナシリチャシの説明板があり、そこから150mほど降りていくとチャシ主体部へと出る。
主体部への手前(南)と主体部北東部には尾根を断ち切った二重の空濠と土塁が良好に残っている。
また、主体部北から眼下に見下ろす、静内川と静内の町並み、そして西方面に太平洋を望む眺望は最高に素晴らしいが、雑草がちょっと邪魔!
(2008/10/20訪れて)
ギャラリー
ホイナシリチャシ全景 (静内川から仰ぎ見る)
半島状丘陵右端先端部がホイナシリチャシ、左側の高い部分がシベチャリチャシ。
㊧花壇(真歌公園入口前にある)
の左側の道を西へ300~400ほど行くと㊨静内灯台へと出る
灯台北側の説明板(チャシへの入口)
灯台のすぐ北側にホイナシリチャシの説明板が立っている。その前を150mほど降りていく。
チャシ主体部とその手前の堀切
最初、土塁様のものが見えてくるが、それが二重堀切である。その向こうに主体部が。
二重堀切(主体部の南側)
二重堀切(主体部の北東)
主体部北からの眺望
主体部北から眼下に見下ろす、静内川と静内の町並み、そして西方面に太平洋を望む眺望は最高に素晴らしいが、
雑草がちょっと邪魔!