対津軽防衛上の三戸城の前進基地
別名
木村館
所在地
青森県三戸郡五戸町字館1-1(町立図書館、野外ステージ他)
形状
崖端城
現状・遺構
現状:図書館、野外ステージ等
遺構等:郭、堀、復興代官所、説明板
満足度(10点満点)
3点
訪城日
2007/08/12
歴史等
五戸館は、戦国時代末期、南部26代信直のとき、木村秀勝の造営である。この館は対津軽藩の防衛を考えた三戸城の前進基地であった。
五戸川を臨む北崖を利用して、南北200m、東西600mの館を築き、この館を中心に下町と上町をつくった。
東側の崖の下にある沢町の中ほどから西へ堀合、堀の内、堀切と外堀を掘って上町と区別した。
五戸川の川面から25mの高さにある丘を利用しての館である。
木村氏は代々代官を勤めたので、近世初期から木村館とも呼んでいる。
この館は江戸中期から、明治2年まで、五戸代官所として使用あれた。
『現地説明板より』
現況・登城記・感想等
五戸館跡に着いて、タワー付きの随分立派な図書館が建っているのに驚いた。
郭の北側は断崖になっており、天然の要害となっている。郭は、東側は低く、現在は野外ステージ及び駐車場となっている。
西側は高台になっており、その立派な図書館とその西側にはこれまた立派な復元代官所が建てられている。
その代官所の西側には幅20~30mもある堀が残っている。
五戸の町は、道路といい家並みといい、なかなかきれいに整った町である。そしてこの図書館と復元代官所である。どうでもいいことだが、
五戸町は金持ちなのかなあ?!
(2007/08/12登城して)
ギャラリー
郭跡に建つ図書館
五戸館跡に着いて、タワー付きの随分立派な図書館が建っているのに驚いた。郭は、東側は低く、
現在は野外ステージ及び駐車場となっている。西側は高台になっており、
その立派な図書館とその西側にはこれまた立派な復元代官所が建てられている。
復興代官所(乏しい資料の中で、仕上げたものだそうだ)
堀(代官所の西側には幅20~30mもある堀が残っている。)