戦国時代に上杉時氏が築いたとの伝承
別名
筑土塁・上杉時氏塁
所在地
東京都新宿区筑土八幡町
形状
平山城
現状・遺構等
現状:筑土八幡神社、市街地
遺構等:全くなし
満足度
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訪城日
2005/10/23
歴史等
筑土八幡神社のある高台一帯には戦国時代に上杉時氏が砦を築いたという伝承がある。この地は御殿山城の舌状地の先端部に位置し、
本来は同じ城郭の一部を成していたものではないかとも云われている。
一体のものと考えられる御殿山城と筑土塁
(筑土城)は、この地域を支配していた大胡氏の牛込城の北側に位置し、
北側を東に向って流れる神田川が曲流する内側にあり、眼下に川を見るだけでなく、さらに遠く北方を望む絶好の地を占めている。
このことから当該塁は北の敵に対して構築されたものであるとされる。
『参考サイト:日本城郭大系5』
現況・登城記・感想等
筑土八幡神社が筑土城址らしいが、確かに、ちょっとした小山になっていて、そうなのかなというだけ。遺構はまったく存在せず、 高台の地形が城の存在を伝えるのみ。また上杉時氏という武将も実在したか不明とのことである。