「奈良三郎の墓」の標柱と寺名石碑、写真奥が妙音寺
成田氏一族・奈良氏の館
所在地
熊谷市上奈良702、妙音寺
形状
館
現状・遺構等
現状:妙音寺ほか
遺構等:曲輪?、空堀?
満足度
★☆☆☆☆
訪城日
2009/09/06
歴史等
成田氏祖の助高には4人の子供がおり、嫡男は「成田」を相続、次男は「別府」、三男は「奈良」、四男は「玉井」と名乗った。
三男高長は奈良三郎と名乗り、奈良の地に館を構えた。妙音寺も高長の建立という。
現況・登城記・感想等
妙音寺周辺が館跡とされるようだが、寺内には遺構らしきものはない。
寺の東側に鬱蒼とした竹薮があるが、竹薮とその脇が曲輪跡なのか?、ちょっとした折のある空堀跡のような溝があるが・・・?
また、寺の正面(南西側)100~150mほどの道路沿いに奈良三郎の墓の標柱があり、その手前に墓のような2基の石があったが、
それがその墓なのか、或いは、寺の墓地にあることの案内の標柱なのか分からなかった。
(2009/09/06訪れて)
ギャラリー
曲輪と空堀跡?
空堀跡のような折のある溝があり、一段高い場所があるが、曲輪跡だろうか?
竹薮脇の空堀跡?
上写真の曲輪跡?と竹薮との間にも空堀跡のような溝が・・・?