館跡の一画に建つ村上氏菩提寺の満泉寺
信濃の名門村上氏160年余の居館
所在地
長野県埴科郡坂城町坂城、満泉寺
形状
館
現状・遺構等
現状:満泉寺ほか
遺構等:石碑、説明板
満足度
★☆☆☆☆
訪城日
2004/04/29
歴史等
村上氏館は、村上氏が旧更科郡村上郷から坂城郷に移ったとされる南北朝時代末頃に葛尾城とともに構築し、
戦国時代に信濃の一大豪族として活躍し、天文22年4月に村上義清が武田信玄によって没落するまで、160年余り村上氏代々の居館であった。
当時の規模は明確ではないが、現満泉寺を中心とした方170mに及ぶ広大なもので、内郭とその周囲を取巻く外郭から成っていたと推定される。
『現地説明板より』
現況・登城記・感想等
村上氏の菩提寺である満泉寺の周囲は宅地化している。満泉寺本堂は、なかなかユニークな建物で、屋根上には村上氏の家紋「丸に上の字」
がある。
遺構はほとんどないが、寺の西側に土塁と堀跡のような水路がわずかに確認できたが・・・?
(2004/04/29訪れて)
ギャラリー
館跡(満泉寺)への道と石碑
説明板と石像釈迦如来坐像等々
上写真入口を真っ直ぐ進むと、突き当たった辺りに「石像釈迦如来坐像」
や多くの石碑とともに説明板が
満泉寺山門
村上山と書かれた額が
満泉寺の本堂の屋根の上には村上氏の家紋が
本堂の屋根の上に村上氏の家紋「丸に上の字」が見える