城跡に建つ常徳寺とその駐車場前にたつ城址碑と説明板
津島の豪族大橋源三右衛門の居城、勝幡城主織田信定により落城
読み方
はやおひがしじょう
所在地
愛知県愛西市早尾町村北115、常徳寺一帯
常徳寺:早尾町村北115、電話0567-28-0013
形状
平城
現状・遺構等
【現状】 常徳寺
【遺構等】 石碑、説明板
満足度
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訪城日
2011/11/18
歴史等
早尾東城は、16世紀の初めに、津島の豪族大橋源三右衛門によって築かれたと推定される。
大永4年(1524)、勝幡城主織田信定が津島を攻めた際に、津島衆は当城へ逃れて戦ったが、敗れて城を明け渡して和睦した。
天正10年(1582)の本能寺の変後には、清須城主織田信雄の配下の橋本大膳が城主となった。
やがて橋本大膳が矢合城主として去った後、廃城となった。そして、文禄元年(1592)に、その跡地に常徳寺が建てられ現在に至っている。
尚、東城に対して、早尾西城もあったと伝えられるが、詳細は不明である。
『現地説明板より』
現況・登城記・感想等
常徳寺の駐車場(寺の土塀脇)に城の石碑と案内板が設置されている。
説明板によると、城は東西約180m、南北約55mほどあったそうだが、今では、寺の周囲も宅地になり、勿論、遺構も全く残っていない。
(2011/11/18訪れて)