森本城跡に建つ神宮寺を
北畠氏一族の木造顕俊の次男俊重が多気城の支城として築いた城
所在地
三重県松阪市嬉野森本町字向山(神宮寺)
神宮寺:嬉野森本町750、電話0598-43-2228
形状
平山城(台城)
現状・遺構等
【現状】 神宮寺
【遺構等】 土塁、空堀
満足度
★☆☆☆☆
訪城日
2011/04/21
歴史等
森本城は、伊勢米輸送路線の重要点として監視のために、伊勢国司一族の木造顕俊の次男俊重が多気城の支城として築き、森本飛騨守を名乗ったという。
永禄12年(1569)の織田信長の伊勢侵略の際には、大河内城籠城にも参加し、織田氏に帰属する家臣が多い中で、最後まで北畠氏を守った。
天正12年(1584)、森本具俊は、木造勢が松ヶ島を攻めた時に、これを助けて討死した。
森本氏の子孫は、のちに民間に落ちたといわれる。
『日本城郭大系10より』
現況・登城記・感想等
神宮寺が森本城の跡地とされ、ちょっとした高台にあり、立地的には、それらしき面影はあるかな?
寺の境内奥に土塁と空堀が残っているにはいるが、空堀は分かり辛い。
(2011/04/21訪れて)
ギャラリー
寺の境内奥に残る土塁