伊勢 小川城(亀山市)

小川城西曲輪への虎口と土塁

関氏の家臣小川氏の居城

所在地

三重県亀山市小川町一色
【アクセス】
県道11号を南下し、前田川に架かる橋の手前右手(北側)に「万寿寺」があるが、この前田川を挟んでお寺から250m程南が城跡。川を渡り、道なりに200mほど進むと左手に標柱がある。この辺りは道が広くなっているので路駐し、左手(東)へ1~2分ほど、まっすぐ歩いて行くと、民家に突き当たるが、そこの家の前を通り過ぎてから左に曲がり真っ直ぐ北へ行くと、右手に石仏が見える。ここから城跡へ入れる。
万寿寺:亀山市小川町2168、05958-5-0730

形状

平山城

現状・遺構等

【現状】 山林
【遺構等】 曲輪、土塁、空堀、標柱(説明付き)

満足度

☆☆☆☆

訪城日

2012/11/07

歴史等

小川図書頭は関安芸守の家臣である。その先祖小川下野守は正平2年(1351)11月凶徒追討の戦いによって南朝綾小路大納言より感状を受けたという。小川丹波守、図書猪之助等が歴代居城した。
『現地標柱より』

現況・登城記・感想等

小川城は万寿寺の南側丘陵の先端に築かれており、その規模は40m×80mほどで、東西2つの郭からなっている。
あまり整備されているとは言い難いが、両郭間が土塁で区切られ、北側にも土塁があるのが確認できる。また、空堀も確認できる。
(2012/11/07登城して)

ギャラリー

標柱
標柱が立つこの辺りは道が広くなっているので路駐し、写真左の方へ1~2分ほど、まっすぐ歩いて行くと、民家に突き当たる。その家の前を通り過ぎてから左に曲がり真っ直ぐ北へ行くと、右手に石仏が見える。ここから城跡へ入れる。
IMG_4495

西曲輪への虎口
土塁の北端が虎口になっている。石仏との間を通って入城します。TOP写真は、この虎口を城内側から撮ったものです。
1西曲輪への虎口

土塁
上写真の右側の土塁を城内側から撮ったものです。
2東曲輪西側の土塁

西曲輪
虎口から入城すると、右手に曲輪跡があるが、強烈な藪のため、とても入って行けそうにない。
2西曲輪

土橋
西曲輪の北側部分だけは、たまに人が通るようで、比較的薮も少ない。その道を進んで行くと、東曲輪への虎口前に土橋様の形状が確認できる。写真では、ほとんど分からないですね(苦笑)。
3東曲輪への土橋

東曲輪への虎口
4東曲輪への虎口

東曲輪
東曲輪は、比較的薮が少なく入って行くことが可能でした。曲輪の東側と南側には土塁は設けられておらず、崖を防御としているようだ。
5東曲輪

東西の曲輪を仕切る土塁
6東曲輪と西曲輪間の土塁

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