丹波 八幡山城(丹波市)

城址と山麓の柏原八幡神社鳥居

明智光秀により氷上郡(黒井城)攻略の橋頭堡として築城

所在地

兵庫県丹波市柏原町柏原、柏原八幡神社

形状

山城

現状・遺構等

現状:柏原八幡神社、山林
遺構等:曲輪、堀切

満足度

★☆☆☆☆

訪城日

2008/07/06

歴史等

八幡山城は、天正6年(1578)明智光秀によって築城された。
織田信長より丹波平定の命を受けた光秀は、金山城を築いて拠点としていたが、氷上郡(黒井城) 攻略の橋頭堡として柏原八幡社殿を壊し、ここに新しく築城した。
翌年には平定が終わり、天正10年(1582)、羽柴秀吉が当時の黒井城主である堀尾茂助吉晴に命じて社殿を再建させた。

現況・登城記・感想等

八幡山城跡の曲輪の一つである八幡神社へは、神社の麓の無料駐車場に車を置いて登ることができる。
苔むして、何とも趣きのある石垣下の石段を登って行くと神社境内へと出る。社殿の裏に三重塔があり、その裏手に、 今は道路になってしまっているが、大きな堀切があり、その北側の主郭と分けられている。
主郭の方は、かなりの藪だ。この後、金山城へ登城したかったし、時間もあまりないし諦めた。
しかし、神社の山の周り全てが、強烈な急崖(切岸)になっており、天然の要害地に、更に大きく手を加えられているのがよく分かり、 とても臨時の城とは思えなかった。さすが光秀だ。
(2008/07/06登城して)

ギャラリー

八幡神社への参道
八幡神社への石段の参道は、非常に趣のある苔むした石垣が

社殿と三重塔
石段を登り切ると神社境内へと出る。社殿の裏に三重塔が建っている。
 

堀切
三重塔の裏手は強烈な切岸になっており、今は道路になってしまっているが、大きな堀切になっていて、 その北側の主郭と分けられている。

トップページへ このページの先頭へ

コメント

この記事へのコメント

名前

メールアドレス

URL

コメント