中世の城塞が残るシュヴァリエの丘を望む
ルランの修道士によって海賊から守るために築かれた中世の城塞
所在地
プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、アルプ=マリティーム県
現状
カストル博物館
概要
カンヌの西方に小高い丘(シュヴァリエ山)があり、2つの高い塔が見える。
右に見える時計台がノートルダム・デスペランス教会で、左の塔が中世の城塞の塔で、高さ22mあるそうだ。城塞の名前は、散々調べたが分からなかったので、ここでは「カンヌ城」ということにしておく( ̄ー ̄;。
カンヌ城は、11世紀に、ルラン(Lérins)から来た修道士によって、海賊の強奪から身を守るために築かれたという。
今では、その建物を利用したカストル博物館になっているが、下から見上げても城壁等が見え、見るからに中世の城の雰囲気がある。
その周辺が、カンヌ発祥の旧市街で、中世の建物等が多く残り、見どころも多いようだが、残念ながら旅行社主催のツアー旅行の身の上、自由時間が少なく登って行くことが出来なかった(;>_<;)。
(2011/06/13訪れて)
ギャラリー
旧港から城塞の残る旧市街方面を望む
ズームアップ
パレ・デ・フェスティヴァル・エ・デ・コングレ(Palais des Festivals et des Congres)
カンヌは、ニースと並ぶに高級リゾート地として有名であるが、毎年5月のカンヌ国際映画祭の開催地としても、世界的に有名である。その会場となるのが旧港の手前にあるパレ・デ・フェスティヴァル・エ・デ・コングレで、映画祭のみならず年間を通じさまざまなイベントが行なわれる。映画祭が終わってから、まだ日が浅いためか、入口の階段にレッドカーペットが敷かれていた。そのレッドカーペットの上に立って記念写真を撮る観光客がでごった返していた。
スターウォーズの顔ハメ看板とスター等の手形
パレ・デ・フェスティヴァル・エ・デ・コングレの前の広場には、多くの俳優や映画関係者の手形が石畳にはめ込まれている。また、当日はスターウォーズの顔ハメ看板も立っていた。右写真は、日本が誇る黒沢明監督の手形。