ラーンエック城(オーバーラーンシュタイン)

ライン川右岸のラーンエック城

廃城の眺めに感動したゲーテが『精霊の挨拶』を執筆したことで有名

ドイツ語名

Burg Lahneck

所在地

ラインラント・プファルツ州オーバーラーンシュタイン(Ober Lahnstein)

現状

博物館、レストラン

歴史等

ラーンエック城は、1244年にマインツ大司教によって建てられた。
ドイツ全土を巻き込んだ30年戦争(1618~48)の最中の1633年、城はスウェーデン軍の攻撃を受けて破壊され、その後、 廃墟と化してしまう。
ゲーテが1774年に作った『精霊の挨拶』のモデルになったことで有名である。
1852年、スコットランド人で、ライン右岸鉄道会長のモラルトリー(Edward Moriarty)が、 1852年か再建運動に尽力した。
1907年、ドイツ帝国の海軍提督ローベルト・ミシュケが買取り、以後、ミシュケ一家の所有となった。
1936~1938年にかけて、城の改修工事が行なわれた。
現在は、レストランを併設し、城博物館として公開され、礼拝堂にはガラス彩色画があり、ヴィクトリア女王の間には、 ヴィクトリア女王やフリードリッヒ大王の肖像画が飾られている。また、秀作調度品や陶磁器、 三階作りで飾られた人形の家なども見られるとのことである。
『現地購入ガイドブック参照』

現況・感想等

マルクスブルク城の下を通り過ぎて5分ほどすると、ライン川右岸にラーンエック城が見えてくる。
ただ、僅か1~2分で見えなくなってしまうので、余程注意をして目を凝らしていないと見逃してしまいそうだ。おまけに、 住宅等で見え隠れする上、道端には何本も電線が張り巡らされ、シャッターチャンスはほんの一瞬だけ!
私も、シャッターを押したのが僅か3回、そして勿論、ろくな写真が撮れなかった(>_<) /
僅かな間の対面?だったが、見る限りは何の変哲も無い城といった感じであったが、中世の防衛設備等々、結構見応えのある古城で、 博物館もそれなりに充実しているようだ。
尚、コブレンツの街までに、ライン川の左岸にもシュトルツェンフェルス城がある。写真で見ると黄色い城壁が印象的な大きな規模の綺麗な城だ。 道路の左側真上に建っているため、バスの窓からは見れなかったのが残念(>_<)/
(2010/09/17)

ギャラリー

突然、ラーンエック城が現われる
マルクスブルク城を見てから、5分ほどすると、突然ライン川右岸にラーンエック城が見える。山麓には、 見張り台と思われる搭も見えた。ただ、何重にも張り巡らされた電線が邪魔(>_<) /

さらに一枚・・・
更に一枚撮るが、やはり電線が・・・ (^_^;)

やっと電線に邪魔されなくなったが・・・
ラーンエック城が見えてから1分、やっと電線抜きの写真が撮れたが・・・。この写真から切り取って、 TOP写真を載せたが、どうにもピンボケが・・・(^_^;)

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