アルモナシド城(トレド県アルモナシド)

北アフリカのモーロ人の侵略に備えた城砦?

スペイン語名

Castillo de Almonacid

所在地

カスティーリャ・ラ・マンチャ州トレド県アルモナシド

訪城日

2009/03/26

歴史等

アルモナシド城は、当初、9世紀頃にイスラム教徒によって築かれた。レコンキスタにより、11世紀にはキリスト教徒の手に渡った。 18世紀には独立戦争の際にフランス軍に奪われた。
添乗員さん(スペイン人の運転手さんに聞いてくれたのかも?)の話によると「北アフリカのモーロ人の侵略に備えた城砦」とのことであったが、 調べたところ上記のようであったが、どちらが本当??
それとも、古代ローマ時代に北アフリカのモーロ人の侵略に備えた城砦の上にイスラム教徒が築いたもの??

現況・登城記・感想等

カスティーリャ(Castilla)の名は、ラテン語Castrellum(城)の複数形Castrella(城壁の多い国) に由来し、このカスティーリャ・ラ・マンチャ州には多くの城塞がある。
現在では、多くが崩壊寸前の城塞が多いようだが、保存状態の良い城は、個人の住居として利用されているようだ。アルモナシド城は、 現在は村役場のものだそうだ。
パック旅行のため、車窓から見るだけであったが、城壁と円柱形の搭がよく見え、アラブの城塞の感じはよく分かった。
(2009/03/26車窓から)

ギャラリー

車窓から遠景を
トレドからコンスェグラへ向かう高速道路を走行中のバスの車窓からなので、 この写真と表紙写真が精一杯だった。

トレド県のその他の城
城壁の多い国というラテン語からくるカスティーリャ・ラ・マンチャ州には多くの城塞がある。当然、 州内のトレド県にも多くの城塞があり、車窓からは他にも幾つかが確認されたが、名前等々が分からないのは残念だった。この写真の城塞も、 そんな中の一つである。

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