ロルカ城(ムルシア県ロルカ)

ロルカの街を見渡す丘の上に築かれたアラブの城

スペイン語名

Castillo de Lorca

所在地

ムルシア州ムルシア県ロルカ

歴史・感想等

ロルカ周辺には、既に青銅器時代から人が定住していた(エル・アルハル文化)。古代ローマ時代はエリオクロカ(Eliocroca ) 、ムーア人支配時代にはルーカ(Lurka)と呼ばれていた。
ロルカ城は、この地を征服したイスラム教徒によって13世紀に築かれたという。
また、レコンキスタ時代、ロルカは、カスティーリャ王国とグラナダ王国との境に近接した危険な国境の町で、城は街を見渡す高い丘の上にある。
この中世の要塞は国立宿泊施設パラドールへ変えられ、遺跡は多くがパワーショベルで運び出されたそうだ。最近も、 シナゴーグとユダヤ人ゲットーの跡が要塞近くで見つかっており、考古学者らの厳重な抗議にもかかわらず作業が続けられているそうだ。
バスの車窓から見上げただけだが、城壁や搭が多く残っているようなのにねえ・・・?勿体ない。
(2009/03/29バスの車窓から見上げる)

ギャラリー

グラナダでアルハンブラ宮殿を見た後、バレンシアへ向かう。長旅でついウトウトと眠ってしまったら、 搭乗員さんから「ロルカ城」の案内が・・・。慌てて窓の外を見ると、丘の上に城塞が見えた。トンネルに入る寸前に、何とか写真を撮ったが、 こんなぼやけた写真になってしまった。

トンネルを出ると振り返ったら、遠くに見えたので何とか撮ったものの、こんな写真しか撮れなかった。 城壁や搭などの遺構が結構残っているようだったのに残念だ。

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