
カドリオルグ宮殿正面側
バルト地域を手に入れたロシアのピョートル大帝が妃エカテリーナ1世のために築いた離宮
エストニア語名
Kadrioru loss
所在地
Weizenbergi 37, 10127 Tallinn, エストニア 電話+372 606 6400
現状
カドリオルグ美術館
訪城日
2015/06/24
歴史等
大北方戦争(1700年~1721年)後、バルト地域を手に入れたロシアのピョートル大帝は、タリン到着後の1714年に海辺のドレンテルン家の夏の別荘とその付近の公園を私有地として購入した。
そして、1718年7月22日から、妃エカテリーナ1世のために、イタリアの建築家ニッコロ・ミケッティによる後期バロック様式の離宮(カドリオルグ宮殿)の建設が開始された。
宮殿は1917年の革命まではツァーリ家(皇帝)が所有していたが、1929年にはエストニア元首の官邸となった。
そして、1946年から1991年までは、エストニア国立美術館の本館として親しまれ、2000年には西欧やロシアの絵画を集めた海外美術館としてオープンした。
『「現地購入誌・タリン」、「地球の歩き方・バルトの国々」参照』
現況・登城記・感想等
カドリオルク公園は、タリン市街の東方ほど近い海沿いにあり、その広大な公園内にカドリオルグ宮殿があります。
城としてみた場合には、私の好みではありませんが、バロック様式の建物と庭園は、確かに鮮やかで見事です。
(2015/06/24訪れて)
ギャラリー
カドリオルグ公園の並木道
カドリオルグ宮殿はは、海辺から公園内の緑豊かな並木路を歩いて行きます。
カドリオルグ宮殿が・・・
並木道を5分ほど歩いて行くと、鮮やかな(派手な?)カドリオルグ宮殿が現れます。
カドリオルグ宮殿正面側から
庭園と宮殿を
海神ポセイドンの彫刻
宮殿の正面には海神ポセイドンの立派な彫像があります。