背後の山腹を通る道路から見る「白い要塞(Bijela Tabija)」
オスマン帝国統治時代に築かれた城塞
所在地
ボスニアヘルツェゴビナ・サラエヴォ県サラエヴォ市
歴史・現況・感想等
サラエヴォ旧市街地の東端には国立図書館が建ち、その先は崖になっているが、その上に城塞が見える。
図書館近くの案内板によると、崖の右側(南端部)の城壁はBijela Tabija(英語版にWhite Tabija)、左端の城壁はŽutaTabija(英語版にYellow Tabija)となっている。どうやら「白い要塞(white fortress)」と「黄色い要塞(yellow fortress)」だろう。
ところが、中央部の城壁の名前が無いが、崖の上全体がオスマン帝国統治時代のサラエヴォ要塞なのだろう。
是非、登りたいところだが、パック旅行の身の上で僅かな自由時間しかなく登って行けそうにはない。
遠くから、眺めるだけで我慢するしかありませんでしたが、翌日、次の訪問地「ベオグラード」へ向かう時に、バスは要塞の背後の道を通り、比較的近くから「白い要塞」を眺めることができたのが、せめてもの慰みでしょうか(苦笑)。
(2013/04/22、04/23)
ギャラリー
サラエヴォ旧市街東端からサラエヴォ要塞を望む
ミリャッツカ川に沿って、通称「スナイパー通り」を東へ向かうと、国立図書館があり、そこから向こうは急崖になっており、その崖の上に城塞が見える。図書館近くの案内板には、Bijela Tabija(英語版にWhite Tabija)とŽutaTabija(英語版にYellow Tabija)がある。しかし、中央部の最も城らしいものについての説明がないが、おそらく、崖の上全体がオスマン帝国統治時代のサラエヴォ要塞なのだろう。
左端にはŽutaTabija(黄色い要塞)が
崖の左端を見ると、ŽutaTabija(黄色い要塞)が見える。
右の方にはBijela Tabija(白い要塞)
一方、右の方を見上げるとBijela Tabija(白い要塞)が見える。是非、登城したいところだが、時間が無いので断念するしかない(/。ヽ)。
要塞背後の道から白い要塞が見えて来た
旧市街東端から遠く望むしかないと諦めていたら、翌日、バスは白い要塞の背後の道を通ってベオグラードへ向けて通ったので、比較的近くから見ることができた。
白い要塞と渓谷
この背後の道から眺めると、要塞は、西側から南側にかけては、ミリャッツカ川の渓谷と急崖に守られた要害堅固な地にあるのがよく分かる。この姿が見えただけでもラッキーと思うしかないでしょうね(苦笑)。