ベイレルベイ宮殿(イスタンブール市)

ボスフォラス海峡クルーズの船上から見るベイレルベイ宮殿

スルタン「アブデュルアズィズ」が国家元首などの要人たちを迎えるために築いた宮殿

トルコ語名

Beylerbeyi Sarayı

所在地

Vişnezade Mh., 34357 Beşiktaş/İstanbul, トルコ

歴史等

ベイレルベイ宮殿は、1865年にオスマン帝国のスルタン・アブデュルアズィズが、アルメニア人の建築家サルキス・バルヤンに命じて建てた夏の離宮で、宮殿名「ベイレルベイ」は「王の中の王」を意味します。
オスマン帝国と関係が深い各国の国家元首などの要人たちを迎えるための宮殿で、ここで歓待された賓客の中には、フランス皇帝ナポレオン3世の皇正室ウジェニーやロシア大公ニコライも含まれています。
トルコ帝国の宮殿建築としては控えめに設計されていますが、全体に華やかな装飾が施され、20部屋以上を備え、男向けのセラムルクと女だけのハレムリクに分かれた3階建ての宮殿です。
現在はあらゆる階層の人々が壮麗な眺めや内部散策をすることができます。
エキスペディア・ベイレルベイ宮殿他より』

現況・登城記・感想等

ベイレルベイ宮殿は第1ボスフォラス大橋(全長:1074m、1973年建設)のアジア側のたもとにあります。
外観は質素な古典様式ですが、内部はオスマン・バロック調になっているようです。
(2008/03/20)

トップページへ このページの先頭へ

コメント

この記事へのコメント

名前

メールアドレス

URL

コメント