ボスフォラス海峡クルーズの船上から見るアナドル・ヒサール
ルメリ・ヒサールと共にボスフォラス海峡封鎖の為に利用されたアジア側の要塞
トルコ語名
Anadolu Hisari
所在地
トルコ共和国シスタンブール県イスタンブール市(Istanbul)
歴史等
アナドル・ヒサールは、1390年頃、スルタン・ベヤズィツト1世により築かれた。
当時、イスタンブール近郊にあるトルコ建築としては、この城塞があるのみであった。スルタン・メフィット2世は1452年にこれを拡張し、 ルメリ・ヒサールと共に、海峡封鎖の為に利用した。
イスタンブール征服後はその重要性を失っている。現在は、塔が1つと城壁が残り、公園になっている。
『現地購買誌イスタンブール(Touristic Publication Service LTD刊)より』
現況・登城記・感想等
ボスフォラス海峡クルーズでの船中の案内は、ルメリ・ヒサールしかなかったが、対岸にもアナドルヒサールの小さな城壁と塔が残っています。
ルメリ・ヒサールと較べると遥かに小さいが、それでもその城壁と塔はそれなりに・・・。
(2008/03/20)
ギャラリー
第2ボスフォラス大橋とルメリヒサール、アナドルヒサール
ボスフォラス海峡クルーズで第1ボスフォラス大橋をくぐりさらに進むと前方に第2ボスフォラス大橋が見えて来ます。この最も狭くなっている海峡の両側、ヨーロッパ側にはルメリヒサール、アジア大陸側にはアナドルヒサールが見えてきます。まさに、塩野七生さんの小説「コンスタンチノープルの陥落」の世界を目の前に見ているのだと思うとワクワクしてきます。