根崎保育園横の芝生広場
志苔館主小林良景の弟政景が居住していた支館、アイヌによって攻め落とされた
所在地
北海道函館市高松町
【アクセス】
志苔館跡から西へ1.2kmほどのところにある根崎保育園の裏(海側)
根崎保育園:函館市高松町426-1、電話0138-57-4567
形状
館(のろしば)
現状・遺構等
【現状】 根崎保育園
【遺構等】 なし
満足度
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訪城日
2012/08/02
歴史等
与倉前館は志苔館の支館といわれ、志苔館の小林良景の弟政景が居住していた。しかし、永正9年(1512)、志苔館とともにアイヌによって攻め落とされ、そのまま廃墟になった。
海に面した南側は20mほどの急崖となっており、ここからの眺めは素晴らしく良いことから、重大事件発生を知らせる「のろしば」としての役目が大きかったといわれる。
戦後、ここには館跡を示す標柱があったというが、現在はない。
『はこだて歴史散歩(北海道新聞社編)より』
現況・登城記・感想等
与倉前館跡は函館空港から近く、出発時間まで余裕があったので訪れた。
館跡は、根崎保育園の裏(南側・海側)とのことだったが、保育園の建物やフェンスががっちりガードしていて入って行けそうになかった。今どき、保育園の敷地内を通って行くのは困難ですよねえ。
止むを得ず、保育園横の芝生広場と崖下から写真を撮って引き返す破目になった(/。ヽ)。
芝生広場は周囲を土塁が囲んでいたけど、勿論、これは往時の遺構ではないですよねえ(苦笑)。
(2012/08/02訪れて)
ギャラリー
根崎保育園裏の張り出しを下から見上げる
高さ20mほどの急崖になっており、「のろしば」としての立地がよく分かる。