城址である大物忌神社の鳥居とその横(左)にたつ城址碑
城輪柵に赴任する国司代行の留守氏の居城
所在地
山形県酒田市本楯字新田目(大物忌神社、酒田市北部農民センター、公民館)
大物忌神社:新田目92-2、電話0234-28-2336
形状
平城
現状・遺構等
現状:大物忌神社、酒田市北部農民センター、公民館
遺構等:曲輪、土塁、水堀、石碑、説明板
満足度
★★☆☆☆
訪城日
2008/05/20
歴史等
新田目城(あらためじょう)の創始年代は明らかではないが、鎌倉時代以前には既に使用されていたと思われ、城輪柵(きのわさく)
に赴任する国司の代りに、その職務を代行させる留守氏の居館とされている。
主郭に相当する部分は、一辺が130m前後の不整方形をなしている。外郭は、東西約600m、南北約200mの不整長方形であった。
『現地説明板より』
現況・登城記・感想等
大物忌神社の道路沿いの所に、かなりの規模の水堀と土塁が残っている。
史跡の東半分は昔から祭られていた大物忌神社境内となっており、当初の形態をあまり壊されることなく保存されている。
また、西半分は酒田市北部農民センター、公民館となっているが、農民センター奥の広場の方に、結構長く、
一部は高くなっている土塁が残っている。
(2008/05/20登城して)
ギャラリー
水堀
大物忌神社の道路沿いの所に、かなりの規模の水堀と土塁が残っている。
土塁
農民センター奥の広場の方に、結構高い土塁が残っている。土塁は左の方へと延びている。
神社入口に建つ石碑