武蔵 秋元氏館(深谷市)

住宅街の真ん中にあるロータリーの中に建つ秋元氏館趾の石碑と説明板

深谷上杉三宿老の一人秋元氏の館

別名

秋元氏陣屋、秋元城

所在地

深谷市秋元町
【行き方】
秋元町に入ると、巨大マンション(ダイアパレスビッグウィング)が見えてくる。そのマンションの北東200mに石碑の建つロータリーがある。

形状

現状・遺構等

現状:宅地
遺構等:石碑、説明板

満足度

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歴史等

秋元氏は、上総の出身で、天文10年(1541)景朝の時、深谷城主憲賢・憲盛に仕え、 深谷上杉三宿老の一人として活躍、また上野台の領主として。ここに館を建てた。
子の越中守長朝も、最後の深谷城主氏憲に仕え、 天正18年(1590)小田原の役の時、氏憲が小田原城に立て籠もった留守の深谷城を守備し、 豊臣方の前田利家・浅野長政に、深谷城及び宿場を兵火から救うため城を明け渡した。
上野台の開拓にも力を尽くしたが、後に徳川家康に仕え、幕末は館林6万石の領主であった。
元誉寺は秋元氏の建てた寺で、景朝・長朝の墓がある。
『現地説明板より』

現況・登城記・感想等

秋元氏館は宅地に埋もれ遺構は勿論、面影さえも全く残っておらず、 住宅街の真ん中にあるロータリーの中央に館跡を示す石碑と案内板がたっているのみである。
(2009/09/06訪れて)

ギャラリー

石碑
住宅街の真ん中にあるロータリーの中に建つ「秋元氏館趾」の石碑は、高さ約3mもある立派なものだ。

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