上野 長根城(吉井町)

長根神社、背後に土塁

武蔵七党の一つ児玉党長根氏の居城

所在地

群馬県多野郡吉井町長根、常行院から長根神社にかけての一帯
長根神社:長根526、TEL027-387-6932)

形状

平山城

現状・遺構等

現状:公園、住宅地、公園、長根神社、常行院
遺構等:土塁、堀、石碑、説明板

満足度

★☆☆☆☆

訪城日

2008/01/17

歴史等

長根城がいつ頃築かれたのかは定かではないが、戦国期には武蔵七党の一つ児玉党の一員長根(小河原)重清が居城していた。
当初、長根氏は関東管領上杉氏に属していたが、武田信玄が西上州に侵攻すると、武田氏の配下となった。
長根重清は天正8年(1580)、武田勝頼の膳城攻撃戦に従い、討死した。

現況・登城記・感想等

長根城址は、今では住宅地に埋もれているが、かなり急坂の高台という立地や、長根神社裏にある土塁や空堀跡などが、 この地が城址であったことを思い起こさせてくれる。
神社への急な石段を登って、見下ろす眺望はなかなか見事なものである。
(2008/01/17登城して)

ギャラリー

長根神社石段

長根神社石段上からの眺望

土塁
 

長根神社裏の空堀

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コメント

富岡武蔵(2012/02/25)

お久しぶりです。長根城のここの部分は一部でこの神社から西へ歩くと公民館があります。この裏手が大きな本丸となっています。私はこの神社がかつて前身の長根城で、本丸部はあとで付け加えられたものではないかと思っています。

タクジロー(2012/02/26)

武蔵さま
大変ご無沙汰しております。
情報を有難うございます。
早速、貴兄のブログを拝見させて戴きました。
機会があったら、再登城したいと思います。

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