サンミゲル城(グラナダ県アルムニェカル)

Costa Tropical ~Almuñécar~に建つアラブの城塞

スペイン語名

Castillo de San Miguel ,Almuñécar

所在地

アンダルシア州グラナダ県アルムニェカル(Almuñécar)

歴史等

アルムニェカル(Almuñécar)のサンミゲル城(Castillo de San Miguel)の起源は、発掘された陶器断片等により、紀元前800年頃の古代カルタゴ人(フェニキア人)の時代だと言われているが、実際の構造は見つからず立証はされていない。
紀元前200年頃から西暦476年の西ローマ帝国の崩壊までの700年間のローマ植民地支配の間、アルムニェカルは重要な商業居住地の一つとなり、要塞を利用した。
西暦476年の西ローマ帝国の崩壊で西ゴート人に征服されると、城は放置されていたようだ。
712年、イスラム教徒が征服すると城塞を大幅に修復・改築し、城や見張搭を建てた。また、そこはレクリエーションの場でもあると同時に、王位を剥奪されたイスラム教国君主や、上級役人・上級軍人が投獄される地下牢も存在したという。
その後、レコンキスタにより、1489年12月にカトリック両王に降伏し城は引き渡され、再び大幅に修復改造され、引き続き要塞として使用された。
1808年のスペイン独立戦争時にも使用されることになった。
Almuñécar - Wikipedia, the free他参照』

現況・登城記・感想等

ピカソの出身地として有名なマラガからコスタ・デル・ソルの海岸を次の予定地サロブレーニャ城(Castillo Árabe de Salobreña)に向かう途中、遠く海岸の方に僅かに見えた。尤も、遠すぎて、近眼の私には形もよく分からないほどだったが・・・。
パック旅行ではあったが、私が添乗員さんにやたらと「城・城・城・・・」とウルサイためか、運転手さん(或いは添乗員さん)が気を利かしてくれて、バスを停めてくれて写真タイムとなった。
ところが、あまりにも天気が良すぎて明るくてデジカメの画面が見え辛くて、ズームアップした写真が大失敗(汗)。表紙写真は切り取って何とか作った。
(2009/03/28遠くに眺める)

ギャラリー

遠望
遠く、コスタ・デル・ソルの綺麗な海岸にあるリゾート地アルムニェカルの町を眺めると、小高い丘の上のマンション群の向こうに城塞が見える。
DSC07209

少しだけスームアップ
DSC07212

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