城址である鎮守の森「三又神社」の全景と標柱
小野寺氏の470城館の一つ
所在地
秋田県湯沢市駒形町三又
形状
平山城
現状・遺構等
現状:三又神社
遺構等:曲輪、土塁、標柱
満足度
★☆☆☆☆
訪城日
2008/05/19
歴史等
小野寺氏の470城館の一つ。
旧稲川町には、本拠の稲庭城をはじめ、三又城、大館、八幡館、牛形城、三梨城、川連城、新城館などがあり、一村一城館で治めていた。
三又城(みつまたじょう)は、貞治年間(1362~67)小笠原義冬が居城し、後に増田城(横手市)に移り光廣に至り、仙北楢岡城主となる。
氏神の三宝荒神は、その際に残していったもので、三又村で一村一居の鎮守神(三又神社)として現在に至っている。
『「現地標柱説明」、「稲庭城(今昔館)展示資料」より』
現況・登城記・感想等
国道398号線を稲庭城を目指して行く途中、道端に標柱を見つけ登城した。
今では、まさに「鎮守の森」となっており、本郭に三又神社が鎮座している。鎮守神社殿の周りを土塁が囲んでいた。
(2008/05/19登城して)
ギャラリー
㊧社殿への石段、㊨社殿
95段の階段を登って行くと、三又神社社殿へと出る。
土塁
社殿の周りは、土塁が囲んでいた。社殿裏にも曲輪跡があるかと廻ってみたが、結構奥は広いようだったが、強烈な藪でとても入って行けるような状態ではなかった。