城跡は児童公園に、奥に土塁が見える
和田氏5代の居城、永享の乱後安祥城へ移る
所在地
愛知県安城市安城町社口堂、児童公園
【行き方】
名鉄「南安城駅」の7~800mほど南の住宅地の中の小さな児童公園が安城古城址である。すぐ近くには駐車場所はない。
形状
平城
現状・遺構等
現状;児童公園、住宅地、竹薮ほか
遺構等:土塁、説明板
満足度
★☆☆☆☆
訪城日
2008/06/06
歴史等
安城古城址には、平安時代には志貴庄の荘館があったとする説があるが、詳しくは分からない。
鎌倉時代には地頭の館となり、安藤氏が居住した。
室町時代は和田氏5代の本拠地となり、永享10年(1438)の永享の乱後、安祥城を築城し移転したため廃されるに至ったとする説がある。
天文9年(1540)織田勢が安祥城を攻めたとき。
松平側はここを前線基地の一つとして兵をいれて戦ったとも伝えられている。
『現地説明板より』
現況・登城記・感想等
城址である児童公園への住宅地内の道は非常に狭い上に、非常に分かり辛かった。
公園隅に土塁(往時のものかどうかは?)があり、土塁への登り口に説明板が設置され、土塁上には祠が祀られている。
土塁の奥が竹薮になっており、その気になって見れば、何となく城址らしい雰囲気があるかな???
(2008/06/06訪れて)
ギャラリー
土塁
土塁と竹薮
写真右側は、竹薮になっており、少し低く、ちょっとした湿地帯のようで、その気になって見れば、
何となく城址らしい雰囲気があるかな???