飛騨 増島城(飛騨市)

本丸櫓台の石垣と水堀

金森長近が養子可重に南吉城1万石を与えて築いた城

所在地

岐阜県飛騨市古川町殿町、増島天満神社(古川小学校の東)

形状

平城

現状・遺構等

現状:増島天満神社、古川小学校
遺構等:本丸櫓台、石垣、水堀、移築城門(円光寺と林昌寺内)、碑

満足度

★★☆☆☆

訪城日

2003/08/11

歴史等

天正13年(1585)、羽柴秀吉の命によって飛騨一国を平定した金森長近は養子可重(ありしげ) に南吉城1万石を与え増島城を築き城主とした。
長近が没すると可重が2代目高山城主となり移りこの増島城には可重の長男重近が入った。
元和元年(1615)の一国一城令で廃城となった。その後、古川旅館と改称し家臣を留守居として存続していたが、元禄5年(1692) 金森氏が出羽上山に転封され、 元禄8年(1695)加賀藩が幕命を受けて破却した。

現況・登城記・感想等

川石のような丸い石を積み上げたような本丸石垣とその北・東面には堀が残っていた。
本丸北面の櫓台の上には、増島天満神社の本殿があった。どの程度の規模のものだったのだろうか、隣には小学校があるので、 それが二の丸あたりなんだろうなあ?
(2003/08/11訪城して)

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