主郭脇の堀切
日向を三分する勢力を誇った土持氏が松尾城へ移る前の城
読み方
にししなじょう
所在地
宮崎県延岡市西階町2丁目、西階運動公園
【アクセス】
西階運動公園一帯の丘陵が城跡です。公園内にある金堂ヶ池の手前に城跡への案内板があります。
所要時間
駐車場から主郭まで7~8分ほど、今回の見学時間は25分ほどでした。
形状
山城(標高60m、比高30m)
現状・遺構等
【現状】 西階運動公園(山林)
【遺構等】 曲輪、土塁、竪堀、堀切
満足度
★☆☆☆☆
訪城日
2013/11/29
歴史等
西階城は、永享元年(1429)に土持全宣によって築かれた。
全宣は、伊東氏・島津氏と共に日向を三分した勢力を誇ったが、日向の中央にしだいに勢力を拡げてきた都於郡城の伊東祐堯の勢力拡大に対応するために西階城を築城して井上城から移った。
しかし、全宣の子宣綱は、文安3年(1446)に松尾城へ移った。
『日本城郭大系16参照』
現況・登城記・感想等
西階城は、現在の西階運動公園一帯の丘陵を城域として築かれている。公園内にある金堂ヶ池を取り囲む丘陵の最高所が主郭で、曲輪や堀切を一応確認できたが、よく分かりませんでした(/。ヽ)。
また、主郭を要する、この「本城」以外にも、「東の城」、「南の城」もあるようですがパスしました。
(2013/11/29登城して)
ギャラリー
金堂ヶ池
池を周遊するクロスカントリーコースがあります。但し、西階城跡は、そのコースからは外れます。
登城口
主郭
何段かになっています。